その 1:
その 2:
今回はちょっと古い内容になってしまいましたが、おもしろい内容だったので、日本の方々にも知っていただきたいと思って訳しました。ウイルス学が非科学的であるということが裁判で取り上げられるって、すごいと思いませんか? ドイツの感染症の法律に、科学的方法に則っていることが規定されていることを利用した、クリエイティブでうまいやり方だと思います。もともとは、4 月にこの裁判が行われた直後にサム・ベイリー医師がマーヴィンをインタビューした動画があったので、それを訳そうと思っていたのですが、その動画だけではこの裁判の内容がよくわからないと思ったので、2022 年 10 月に予定されていた裁判に先駆けて行われたインタビューを先に訳すことにしました。動画の概要にも書きましたが、この裁判は裁判官が単に審理を打ち切りにする形で終わり、マーヴィンの罰金も取り下げになりました。これを勝利と呼べるのかはわかりませんが、裁判所はマーヴィンの主張が正当なものだとわかっていて、この話題が大きくなっては困るので逃げたということなのでしょう。ドイツではステファン・ランカ博士がはしかの裁判で二審まで行き勝訴したという前例がありますから、そのような事態を避けたかったのでしょう。ステファン・ランカのはしかの裁判については、字幕大王さんが記事にしていますので、そちらを参照してみてください。
マーヴィンの議論は、ウイルス学では対照実験がきちんと行われていないということに焦点を置いています。この事実は、もっと強調されてもよいことのように思います。動画で取り上げられていたオーストラリアの論文を見てみたのですが、確かに、対照実験に関して詳しいことは何も書かれていません。患者からの試料を入れた陽性細胞培養で細胞変性効果が観察されたという記述のところに、非感染の対照群と比較したと書かれ、電子顕微鏡写真が比較として掲載されていますが、それだけなのです。これは単なる私の憶測ですが、この非感染の対照群は患者からの試料は入れていない、つまり同じ細胞株を使っている限りはいつも同じだからという理由で、以前に誰かが撮った写真を使い回しているだけで、対照実験はまったくやっていないのかもしれません。そして、マーヴィンが指摘しているように、健康な人の試料を使ってもやってみるべきだし、ほかにもコロナではないが (といっても PCR で陽性/陰性を判断するわけで、意味はないのですが…) ほかの呼吸器疾患を患っている人の試料も使ってみるべきでしょう。そして、遺伝子配列決定にも対照実験は行われるべきだというのも、鋭い指摘だと思います。この論文は、本来なら査読されたときに問題が指摘され、少なくとも対照実験の詳細を要求されるべきだったのではないかと思います。もっとも、査読をするのはウイルス学者でしょうから、そんなこと指摘するはずはないですね。
対照実験は、2021 年にステファン・ランカ博士がやっています。これに関しては、字幕大王さんが字幕を付けてくれている次の動画で説明されているので、まだご覧になっていないようでしたらぜひ見てみてください。ステファン・ランカ博士の対照実験に関しては、後編で説明されています。
ステファン・ランカ博士は、ウイルス学者がやっているのと同じ細胞培養を人や動物からの試料を入れずにやりましたが、それでも細胞変性効果が起こったのです。つまり、栄養素を減らし、抗生物質などを入れることによって、細胞変性効果が起こることが証明されたわけです。「栄養素は減らしていない」というような反論も確かあったと記憶していますが、上記のオーストラリアの論文でも、患者からの試料を入れる前に (これを「分離」の前と書いてあるあたりが言葉のマジックなのですが) ウシ胎仔血清を 7% から 2% に減らしていますが、その理由は書かれていません。ステファン・ランカ博士によれば、栄養素が十分にあれば、細胞は多少の抗生物質があっても健康を維持できるそうです。栄養素が少なくなれば、細胞変性が起きやすくなる。こういう細胞株というのは、生物の体から取り除かれていていますから、栄養素を入れなければ、化学物質が入っていなくてもいずれは死んでゆきます。そして博士は、人間の試料を入れることにより大量の RNA が加えられることを模倣するためにイーストを加えた実験も行いましたが、それによって細胞変性効果はさらにひどくなりました。そこから博士はさらに遺伝子配列決定もやり、SARS-CoV-2 だけでなく、エボラやはしか、HIV もアセンブルすることができたそうです。マーヴィンが言っていたように、ウイルス学者はゲノム配列決定に関して対照実験をやることなど思いつきもしないのではないかと思いますが、博士の実験から「ウイルス」が入っていない試料からも同じゲノム配列が見つかるなら、ウイルスのゲノムとは言えないのは明らかです。博士のこれらの実験に対する反論もあるようですが、もし博士の言っていることが間違っていると言うのなら、ほかのウイルス学者も博士と同じ対照実験をやって、結果がどうなるかを調べて欲しいものです。
「ウイルスは存在しない」というと、「そんなのクレイジーだ」と受け入れてくれない人は多いと思います。特に科学を勉強したことのある人、科学のプロセスを信じている人は、科学者が科学をきちんとやっていないという事実が信じがたいようなのです。100 年以上も多くの科学者がみんな非科学的な方法をそのままやっていたはずはないと。ある人 (ウイルスはいないなんてクレイジーだと言っている人) と話していたときに、ウイルス学がいかに非科学的かという点を指摘すると、少し聞く耳を持ってくれました。その辺が突破口になる場合もあるかも知れません。
[2023/08/15 追記]
サム・ベイリー医師によるマーヴィン・ハーバーランドの 2 回めのインタビュー動画を上げました。もうお伝えしたとおり、裁判は打ち切られて終わり、マーヴィンは罰金を払わずにすみました。裁判所から公式の声明を得られなかったのは残念ですが、大きな成果だったと思います。そして、マーヴィンの活動から、ドイツでは他にも同じ議論を使って裁判に挑んでいる人々が出てきている、そうやって少しずつ世論が変わっていくかもしれません。
もちろん、日本では法律が違いますし、状況も違いましたから、同じようなことはできないかもしれません。でも、マーヴィンが立ち上がって、行動を起こしたことからインスピレーションを受けてもらえたら幸いです。大きなことをしなくていもいいんです。「できない」という意識を変えるだけでも、道は開けるものだと思います。
補足 1
今回マーヴィンが BioNTech の話をしていたのでちょっと調べてみました (ウィキペディアを参考にしましたが、BioNTech のプレスリリースでも情報は確認できました)。BioNTech は 2018 年初めに米国で多額の融資を確保し、2018 年 8 月にファイザーと mRNA ワクチン開発のため研究協力し始め、2019 年 9 月にビル&メリンダ・ゲイツ財団から多額の投資を受け、2019 年 10 月に株式上場しました。このタイムライン…。私はこういうことは調べていなかったんですけど、これだけあからさまにやっていたと知って、呆れるというかなんというか、言葉もありません。
補足 2
日本の法律はどうなんだろうと思ってチラッとだけ見てみましたが、ドイツの法律みたいに科学的に云々みたいなことは書いていない感じです (法律をくまなく見たわけではないので、のがしているだけかも知れませんが)。一番最初に公示された「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」は平成二十四年 (2012 年) に制定された「新型インフルエンザ等対策特別措置法」に基づくものののようで、新型インフルエンザの定義は平成十年 (1998 年) に制定された「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づいているようです。最初から「感染症」なるものがある想定で書かれているものなので、感染というものが科学的に証明されていない (それどころか、感染させようとして失敗している) わけですから、私に言わせれば、法律は最初から破綻しています。それに、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置に関する公示には次のように書かれています。
新型コロナウイルス感染症については、
・肺炎の発生頻度が季節性インフルエンザにかかった場合に比して相当程度高いと認められること…
これはそういう証拠があったわけではないでしょうね。
マーヴィン氏もステファンランカ氏も
人工芝、コントロールドオポジション工作員(あらかじめ用意された偽反対派)ではないですか?
DNA は存在しない説あります
国際金融資本家(ロスチャイルド、ロックフェラー、JP モルガン等)は2031年世界政府設立(NWO)のために
2026年以降に世界的第2次T4作戦開始予定で
その時に存在しない「DNA 」を悪用して庶民を虐殺するとのことです
詳しくは日本は全く地震がない国ですTwitterに書いてます
この人も人工芝かもしれないので鵜呑みにしないで下さい
マーヴィンやステファン・ランカ博士がコントロールドオポジッションと思われる根拠を教えていただけますか。この 2 人と書かれていることとのつながりが見えないのですが。
ピンバック: [字幕動画] ジェイミー・アンドリュース: 対照実験でウイルスがいなくても細胞変性効果が起こることを証明 – 字幕 by queserasera.cc