Pro.Gnosis: アームン・リーと寝起きの考察さんとの対話

投稿者: | 2025-08-08

久しぶりに動画をアップロードしましたが、今回は字幕動画ではなく、アームン・リーの Pro.Gnosis というポッドキャストの 1 エピソードです。英語で始まりますが、ゲストは日本人の方で、通訳付きで英語と日本語で対話しているものです。実はなんと、通訳として参加しているのは私です。間違ったり、訳もれがあったり、かつたどたどしい通訳で恥ずかしいのですが、おもしろい内容なので、ぜひ聞いてみてください。

もう半年以上も投稿していませんでした。実はこの間に人生に大きな変化がありました。「これをやりたい」と思ってやった本当に単純な行動が、次々と連鎖反応のようにいろいろなことを引き起こし、自分でも不思議に思うほど思い切った行動をとることとなり (「このチャンスを逃すことはできない」という思いでした)、自分の生活がこれまでとはまったくちがうものに変わりました。最初はこんな大きな変化になるとは思っていなかったのですが…。個人的なことなので詳しいことは割愛しますが、そんなわけで字幕もブログもそっちのけでした。今になってやっと落ち着いてきたので、これからまた字幕とブログも再開したいと思います。

今回の動画の内容は、歴史に関するものです。ウイルスが嘘だとわかって、他にもいろんな嘘があることがわかってくると、歴史ももちろん疑問となります。コロナ騒動が将来的には正式な「パンデミック」として歴史の教科書に載るであろうと考えれば、歴史の出来事も怪しいですよね。ゲストの寝起きの考察さんの YouTube チャンネルを私が発見したのは、今年の春頃でした。日本で世の中の嘘や日本の歴史の嘘について日本語で発信している人はいないだろうかと探しているときに、たまたま彼のチャンネルにアップされていた動画を見たのがきっかけです。寝起きの考察さんは、公式の歴史を深く調べ、その中にある矛盾や嘘を指摘して、自分なりに考察されていますが、その視点がとてもおもしろい。歴史に関する考察だけでなく、スピリチュアルな動画も何本か出していて、特に『リセットや息抜きに「心の眼で観る」ワークをオススメします。』という動画が心に響きました。この「心眼で観る」という行為は、前回訳したアームン・リーの動画『調査と熟考』に通じるものがあると思います。それで、注目してライブ配信などを見ていました。

寝起きの考察さんが動画の中で最近よく言っているのが、日本人にとっての日本のイメージ、日本らしさ、日本人としてのアイデンティティは戦後に設定され、知らず知らずのうちに私たちの意識の中に埋め込まれたものだということ。私は国という概念自体がそもそも作り物ではないかと思っていたので、これはすぐに納得できました。私は日本国外での生活が長いこともあって、日本とは、日本人とはということをよく考えてきました。そして以前よりも日本の良さを認識するようになり、日本が好きになって、日本人であることを誇りに思うようにもなっていました。でも、ここ数年の間に国という概念を疑うようになって、それじゃあなぜ国民意識が生まれるのかと考えました。誰かが「これは日本という国だ」と言わなければ、そういう国に生きているとか、その国の国民だとか、考えることはないんじゃないかと思い始めたんです。そして、オリンピックやスポーツの国際大会なども、国民意識を奨励するもののように思えてきました。だからと言って、国民意識を持つことが悪いとか、国なんてなくすべきだとか、そんなことは思っていません。私にとって日本は大切な国だし、「守りたい」という気持ちもあります。でも、日本を守るというのはどういうことなのか、それが何を意味しているのかを考えると、よくわからなくなってしまうというのも事実です。そんなときに寝起きの考察さんの動画を見たので、非常に納得するものがありました。今では、国という概念についても、日本についても、もっとニュートラルな感じで俯瞰しています。

ポッドキャストの中でも話に出ましたが、寝起きの考察さんは、縄文時代や弥生時代は、戦後に日本という国を設定するために作られたものではないかと考察しています。考古学も怪しいと言えば怪しいですよね。掘って何かが見つかって、その年代を特定し、「復元」したりするわけですが、何を根拠にそれが何千年も前の物で、復元した姿であったと言えるのか。年代の特定には放射性炭素年代測定が使われますが、それもどこまで信用できるのか。2000 年に「旧石器捏造事件」というのがあったようですが、捏造することは比較的簡単にできるだろうし、それが表に出てこないケースも多々あるだろうと想像できます。このあたりのことは私は自分で調べたわけではないので、ここで深く言及するつもりはありませんが、あたりまえと思っていることを改めて吟味してみることは、重要なことだと思います。学校で習ったから、本で読んだから、専門家が言ったから、「公式」に記録されていることだから信じ込んでいたというのがほとんどではないかと思います。それだけでなく、テレビや娯楽、宣伝広告などから知らず知らずのうちに取り込んで、信じてしまっていることや、「こういうものだ」という空気が作られて、それに反することが「いけないこと」のように思わされていることもあると思います。寝起きの考察さんの動画は、そういうようなことを指摘してくれるので、「本当にそうなのか」を考えるきっかけになります。

世の中の嘘、自分が信じ込んできた嘘を見つけて、嘘であったと認識することは、自分の中にある嘘を取り除く作業でもあると私は思っています。そうする中で、考え方が変わり、世の中の見方が変わり、自分自身が自分自身について信じていた嘘に気づくきっかけともなり、それがひいては人生を変えます。自分の中にある嘘を取り除いていくと、心が軽くなり、自由になる気がします。私はそれを、特にこの数年間に体験してきました。そして今も、自分の中の嘘を取り除く作業を続けています。一生かかってもすべての嘘を取り除くことはできないと思いますが、すべての嘘を取り除いたら何が残るのか、それを見極めたいと思っています。

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