[字幕動画] ローマン・ビストリアニク: 歴史データと文献からわかるワクチンが感染症を制圧したという噓

投稿者: | 2023-05-03

ローマン・ビストリアニクは、スザンヌ・ハンフリーズ医師と共に『Dissolving Illusion』(幻想を解く) を書いた人です。歴史のデータや文献から、ワクチンが病気を制圧した、ワクチンは安全で効果的だというのが噓であることを暴いてくれている本で、必読書としてよく推薦されています。スザンヌ・ハンフリーズの動画は字幕大王さんがいくつか訳しているので、そちらもぜひ参照してみてください。

[追記 2023/05/08: ピンバックにある字幕大王さんの記事で知りましたが、『Dissolving Illusion』の翻訳本『ワクチン神話捏造の歴史』という本が出ているようです! ]

私はこの本をまだ読んでいないので確実なことは言えませんが、今回の動画はその内容の一部をコンパクトにまとめてくれているのではないかと思います。ワクチンが病気を減少させることに少しも役に立っていないどころか、多くの死や被害をもたらしてきたことがわかります。

この動画を訳しながら、エドワード・ジェンナーの論文というのはどんなだったんだろうと興味がわき、マイク・ストーンの Viroliegy.com にあった記事を読んでみました。ジェンナーはこの論文を 1797 年に Royal Society に送ったのですが、却下されたのだそうです。その後 1798 年に自分で小冊子を作って出版したとか。Viroliegy の記事にはこの論文の全文は載っていなかったのですが (かなり長いので)、記事に載っていた部分を読んだだけでも、科学的実験をしたというよりは、最初から自分の理論が頭の中にあって、自分の実験や観察したことをその理論に合わせて解釈して、つらつらと書いたという感じです。この時代、光学顕微鏡は既にあってバクテリアなどの存在は確認されていたと思いますが、当然のことながらウイルスの存在は確認されていません (それは現在でも変わりませんが)。それなのに、ウイルスというものが存在し、それが動物から動物、動物から人へと感染するという想定で書かれています。動画にあったように、ジェンナーは牛痘の元は馬痘だと思っていたわけですが、これはジェンナーの生存中から疑問視されていたそうです。前に訳を付けた『天然痘の真実』にもありましたが、種痘という方法は既にあったもので、ジェンナーが開発したものではありません。彼の「功績」は牛痘という天然痘よりも軽症の「ウイルス」を接種する方法を開発したということで、近代免疫学の父とまで呼ばれています。

当時のワクチン接種法は、現在のように注射ではなく、メスで皮膚に傷を付け、そこにワクチンと呼ばれた物 (つまりは膿、リンパ液) を入れるというやり方だったようです。種痘医なる人がいたのはそのためで、傷を深く付けすぎたために問題が起きたこともあったようです。それにしても、恐ろしい方法ですね。動物や他人の膿を接種。。。これが病気の予防になると信じられ、それに基づいた方法が今でも使われているという事実には驚愕します。

日本でも種痘は江戸時代末期に蘭学医によって取り入れられ、最初は天然痘のかさぶたを粉にして鼻腔に吹き入れるという方法が使われたそうで、その後牛痘を接種する方法も取り入れられたらしいです。オランダ人医師が輸入した牛痘を使ったようですが、最初は成功しなかったとか。日本も明治時代からワクチンが義務化されたりしたらしいですが、それにより種痘後脳炎が頻発し、問題となったようです (情報源: ウィキペディア)。日本でのワクチンの歴史についてもう少し調べてみたいですし、統計も見てみたいところです。ちょっと Google 検索したぐらいでは、ワクチンがいかに病気を抑えるのに役立ったか、日本はワクチン後進国だ、というような情報が主流です。

天然痘ワクチンに関して、マイク・ストーンのサブスタックにおもしろい情報がありました。1939 年に天然痘ワクチンの分子検査を行ったところ、含まれていたのは牛痘ウイルスではなかったことがわかり、もっと最近になって遺伝子検査でもそれが確認されたんだそうです (https://www.bbc.com/future/article/20220725-the-mystery-virus-that-protects-against-monkeypox)。入っていたのは実は未知のウイルスだった、という話。分子検査や遺伝子検査はどうやってやったのか、そもそも比較する牛痘ウイルスの分子解析や遺伝子配列はどうやって調べたのかなどなど、いろいろ疑問はありますが…。動画にありましたが、当時ワクチンはいろんな動物や人から採取したものから作っていたわけですから、本当に何が使われていたのかわかりませんし、何を分子検査したのでしょう。ワクチンをその時代から培養し続けてきたということ? それにしても、ワクチンというものの概念がおかしい、ということに考えが及ばず、実は未知のウイルスだったと結論付けているあたり、ウイルスというものの呪縛がいかに強いかがわかります。

動画で示されていた統計や文献に示されていたように、ワクチン接種を受けても天然痘に罹った人はたくさんおり、死亡する人もいたということですから、ワクチンに効果がなかったのは明白です。それなのに、何故その時点でワクチンという概念が廃棄されず、今でも宗教のように信じられているのかが不思議でなりません。宗教のような信念体系となっているとしか思えません。そう考えると、ワクチンを信じ切っている人が、今こういう情報を見たとしても、ワクチンは効果がないばかりか有害であるということを理解してくれるのか疑問です。CDC がワクチンが感染を防ぐわけでも、人に感染すことを止められるわけでもないと認めた後でも、ワクチンは打つべきだと思っている人は多く、打たないのは無責任だと言われ、職種や会社によってワクチンが義務化されたり、ワクチン未接種者は PCR 検査で陰性でないと建物に入れないというような規制が課されたりしていました。知り合いと話したときにも、その人はそれが理にかなっていると思っていて、3 回目も 4 回目も打てるようになったらすぐ打つ、打たなきゃ怖くていられないと言うのです。私が「ワクチン打ったって感染予防できないし、人に感染すかもしれないんだよ」と言っても、それはわかっているようなのに、行われている政策が論理的におかしいと思ってくれないのです。賢い人なんですが…。感染というものについても、『細菌理論の終焉』の最初に説明されていたスペイン風邪流行時の実験などから感染しないという証拠を示されても、感染するという考えから抜けられない人もいるようですし。いくら証拠となる統計やデータを見せても、それだけでは人間の考えは変わらない。この 3 年間にそれを何度痛感したことか。

それに、これらの統計が本当に正確なのかという疑問もないわけではありません。今回のコロナ騒動で、感染者数にしても死者数にしても、本当の現状を表していたとはとても言えません。そもそも、COVID-19 という新しい病気があったわけではないし、検査結果には何の意味もなかったわけですから。でも、何十年後には、これらが実際の統計として記録に残り、パンデミックが起こった歴史となるわけです。

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  1. ピンバック: ワクチンの祖、エドワード・ジェンナーのウソ | 字幕大王

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